2019/08/28
WWDCに行きそびれた、開発運用部エンジニアのHですがこの間Kotlin Fest 2019に行ってきました!
Kotlin Fest参加の代休を取っていたのでやや遅れましたが、内容について軽く感想を書きたいと思います。
- オープニング
今回のKotlin Festは380人の参加があったようです。
会場も熱気に包まれていました。
JetBrainsのSvetlana Isakovaさんが登場し、Kotlinの新機能について触れておられました。
個人的に気になったのはFlowsの項です。
あまりFlowを使ったことはなかったのですが、suspendに対応していて、RxJavaへの変換や、逆もできる、ということなのでmulti platform対応もあり、KotlinだけでReactiveプログラミングができるのはいいですね。
- Kotlin コルーチンを 理解しよう 2019
Kotlinの機能、コルーチンについてたっぷりと話されていたセッションです。
個人的にコルーチンはイマイチ理解できていなかった機能なんですが、わかりやすいスライドも相まって、とても理解が深まりました。
Suspend関数同士の並列処理のやり方や、最近はViewModel用やActivity/Fragmentのコルーチンスコープが前もって用意されてるなど、大変学びの多いセッションでした。
- 今からはじめる Android Kotlin
初学者向け、と銘打っておられましたが、主にAndroid studioの機能について、普段使っていない機能、知らなかった機能が紹介されていて、新たな発見がありました。
Check RegExpや、@languageは便利そうですね。
- Kotlin Multiplatform Project入門
現状のMultiplatformシーンが聞けてよかったです。
現状もiOSにはsuspend関数は対応していないそうで残念。
ただ、後で登壇者様に教えてもらいましたがコールバックの最後にKotlinUnit()を書かなくてもよくなった話が聞けたのは収穫です。
- 公募によるLT大会
千差万別のKotlinについてのLTが聞けました。
みんなKotlinに愛があるのか「Kotlin可愛い!」で発表を締められていました。
個人的にはAndroid Jetpack Composeの話を聞きたかったのですが、最初に会場に「Kotlinを何の開発プロジェクトで使っているか」の質問があり、Androidが大多数だったのですが、サーバー側の開発もほぼ同数おられることにびっくりしました。
Kotlin Fest初参加ですが、Kotlinの世界は広い。
ということで駆け足になりましたが、とても学びの多かった1日でした。
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